「つまづいて転んだ」をなくしたい

高齢の方が要介護・要支援になる要因のひとつに、
「転倒・骨折」が挙げられます。
その割合は約12.5%。

つまづいてしまうのは、足が上がっていないから。
これは筋力の低下が大きな原因です。

運動で筋力を向上して、転倒を予防ができれば、
要介護・要支援の人を12%減らせるかも。

筋力向上の運動で
「つまづいて転んだ」をなくしたい。

杖と運動

加齢とともに歩行が不安定になり、杖を使う人がいらっしゃいます。
杖を使うと、専門的な言い方をすると支持基底面が大きくなるので安定しやすくなる。

杖を突いて歩く老人

不安定になる原因が、脚の筋量の減少に伴う筋力の低下であれば、
それを補えるのは運動、筋力トレーニングです。

「杖を使わずに歩けるようになりたい」と思っている人をサポートします。
歩くためのパーソナルトレーニング、いつからでも始められます。

この街の運動屋さん

運動と言っても、大袈裟なトレーニングではありません。
身体を動かす事が運動。
でも、その運動が不足しがちなのが現代の日常。

仕事や家事の合間に、お茶でも飲んで一息つくように
時々ストレッチで身体を伸ばしたり
意識して筋肉を動かしてみましょう。

身体のケア、メンテナンス。
ちょっとした運動は、いつでもできます。
街の運動屋さんに、ご相談ください。

座っている時間が長い

前回の続きで、座っている時間が長い人は
腰周り・臀部のストレッチもおすすめです。

結構色々な所で紹介されているストレッチがコチラ。

臀部のストレッチング

椅子に座ったままできるストレッチで、
臀部の外側を伸ばせます。
ココが固いと、腰痛になりやすい。
逆に言い方をすると、腰痛持ちの人はココが固い。

片脚を横に組んで、背筋をのばしたまま前傾すると、
お尻の横周辺をストレッチできます。

ついでに、組んだ脚の「ふくらはぎ」を手で揉むと良いでしょう。
「むくみ」の改善や血行の促進になります。

ヒザを伸ばそう!

日常生活では座っている時間が長い。
この時、常にヒザは曲がっている。

ヒザを曲げた状態は、
太腿の後ろ側の筋肉が縮んでいる。
これが長時間続くと、縮んだまま固まってしまう。
それが腰痛や姿勢不良につながりかねない。

そこで行いたいのが、ふともも後ろ側のストレッチ。

ハムストリングスストレッチ

仰向けに寝て、片脚を手前に引き寄せます。
イラストでは、ヒザあたりを持っていますが、
できる人は、「ふくらはぎ」や「アキレス腱」のあたりを持って、
少しずつヒザを伸ばして行くと良いでしょう。

気持ちの良く適度に伸ばして、片脚約20~30秒。
ご自分のペースで習慣にしてみてください。

パーソナルトレーニング

近年のパーソナルトレーニングのイメージは、
いわゆるダイエットとイコールのように捉えられているように感じます。

コンテストに出場しているトレーナーさんが付いて
「〇ヶ月でマイナス〇kg減量」が目的のコースが多くあるようです。

私のパーソナルトレーニングは、ちょっと特別な人が
健康な状態の身体を目指す、あるいは維持する事を目的としています。

ここで言う「特別」とは、何か身体に気になる事がある人を指しています。
身体に問題が無い人は、フィットネスクラブ等でセルフでトレーニングできるでしょう。
それが難しい人、例えば腰痛や肩痛を抱えている、手術明けのリハビリ、体力が低い、など。
そのような方々に最適なエクササイズを作ったり、
プログラムをデザインしたりするのが、私の仕事です。

もし、運動したいけど何か問題を抱えている、という方々、まずはご相談ください。



座っている姿勢

昨日は、スマホを見ている時の姿勢についてのお話でした。
今日は座っている時の姿勢について。
デスクでパソコン業務などをしている時の座り方ですね。

座っている時の姿勢
(健康運動指導士パンフレットより)

左のような座り方だと、腰に負担が掛かります。
右の姿勢だと、首が前に出てますよね。

どちらも、よく見かける姿勢ですし、
私自身もどうしても、なってしまいがち。


腰痛や肩凝りが重症になってしまう前に、
時々、と言うか定期的にストレッチをして、
固まった筋肉を伸ばす事をおすすめします。

スマホ姿勢

日常の生活に不可欠なスマートフォン。
1日に何時間位見ているでしょうか?

こんな姿勢になっている人、よく見かけます。
スマホ姿勢
(健康運動指導士パンフレットより)

頭は4~5kg位の重さがあります。
左の図のように頭が前に下がっていると、
首から上背部の筋肉が一生懸命に頭が落ちないように引っ張っています。

これが、疲れや凝りの原因なんですよね。

後頭部から首、背中にかけての筋肉が頑張り過ぎ。
疲れて固まってしまうのです。

右の図のような姿勢で脊柱という柱の上に
頭が乗っていれば、一部の筋肉に負担が掛かる事を防げます。

固まった筋肉はストレッチ。
弱くなりがちな筋肉はトレーニング。
ちょっとだけ、気を付けてみましょう!



50歳になったら

「50歳を迎えたのをきっかけに、運動を始めたい」と考える人も少なくありません。
何か無いとなかなかスタートできない事もありますから、
良い機会になりますね。

実際に、この位の年齢になると、身体の変化に気が付きます。
疲れやすくなったり、動きにくくなったり。

運動の不足は、内臓の機能にも影響します。
将来の健康を考えたら、やはり定期的に身体を動かしたいですね。

身体が固くなったという方、ピュアフィットはストレッチも大事にしています。