早歩きのすすめ

昨日書きました記事(歩く速さと糖尿病)で紹介した研究の面白い所は、
歩く速さが「主観的」な点。
つまり自分自身が、歩くのが速いと思っているところです。
スピードを計測したり、他者と競争したわけではないのですね。

早歩き

実際に速いのだとは思います。
ですが、「速く歩くように意識している」事が重要なのだと、私は考えます。

速く歩くと、その分筋肉も使います。
エネルギー源として、糖を消費する割合も増えます。
「ウォーキングは健康に良い」と言いますが、
歩く速度も考慮するとより良いでしょう。

ピュアフィットは、歩く事を考える行うパーソナルトレーニングジム。
転倒予防運動、介護予防運動も、お気軽にご相談ください。

歩く速さと糖尿病

太っていても歩くのが速い人は糖尿病のリスクが低い
との記事が、「日経グッディ」サイトに掲載されていました。
肥満の人を対象に、ご自分で「歩く速度が速い」と思っている人とそうでない人とを比較し、
高血圧、糖尿病、脂質異常症のリスクの関係を、研究したのだそうです。

結果は、「歩く速度が速い」と思っている人の方が、これらの疾患のリスクが低い。
特に糖尿病について、その差が大きい。

(「日経グッディ」サイトより引用)

糖尿病と診断され、ピュアフィットでトレーニングを開始した方がいらっしゃいます。
約6ヶ月のトレーニングを経て、現在は薬を飲まなくても正常範囲の血糖値を維持しています。

トレーニングと並行して、普段はジョギングをおすすめし、慣れて来た所で10メートル程のダッシュを取り入れてもらいました。
エネルギー源として、「糖」を使うためです。
歩く速度を速くするだけでも、「糖」を使う割合が増えます。結果、血糖値の改善につながります。
重要なのは、それを継続すること。

ピュアフィットは体調の改善を目的としたパーソナルトレーニングジム。
高血糖、高血圧の対策、転倒予防運動など、お気軽にご相談ください。

運動と免疫

昨日は、健康運動指導士の勉強会に参加して来ました。
どれも興味深い内容でした。
特に早稲田大学の赤間教授による「運動と免疫」の講座は印象的。

何もしないと加齢とともに免疫機能は低下してしまうが、
適度な運動によって、免疫力を高める事ができる!という研究。
唾液SIgAの量が増加したとの事。

唾液SIgAが少ないと、上気道感染症(つまり風邪)を発症しやすい。
運動によって、唾液SIgAを増やす事で風邪を引きにくくなる。
風邪を悪化させると肺炎を引き起こす事もあるので要注意。
運動は、免疫力を高めるのです。

しかし、過度な運動は逆効果。
適度とは、どの位を言うのか。
ピュアフィットは、個人個人の適度な運動をご提案できるパーソナルトレーニングジム。
免疫力を高めたい方は、ご相談ください。

骨粗鬆症の対策は

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」が公表されています。
健康保持・増進、生活習慣病の予防として、
食事によるエネルギーおよび各栄養素の機能や摂取量が示されています。

発症予防と重症化予防が特に重要であると考えられる生活習慣病に、
従来の「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」「慢性腎臓病(CKD)」に加えて
今回から「骨粗鬆症」が追加されました。
骨粗鬆症と特に関連の深い栄養素として、
カルシウム、ビタミンD、たんぱく質、ビタミンC、ビタミンKが挙げられています。

骨粗鬆症の対策としては、運動も欠かせません。
骨を丈夫に保つためには、骨の長軸方向へ適正な負荷をかける事が重要です。
具体的にはスクワットなど。

自宅でスクワット

ピュアフィットは日常における不調を改善するパーソナルトレーニングジム。
骨粗鬆症対策のための運動も行っています。
お気軽にご相談ください。

フレイル予防

フレイルとは、加齢とともに心身が衰え始める状態。「虚弱」を意味します。
厚生労働省のサイトには、
「健康長寿に向けて必要な取り組みとは?100歳まで元気、そのカギを握るのはフレイル予防だ」
とのページがあり、高齢期を過ごすには「フレイル(虚弱)」の予防・対策がカギであると記載されています。

また、同ページには「フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間の段階を指す」とも書かれています。
つまり、フレイル予防イコール介護予防と言えます。

介護予防の3つの柱として、下記の図で示されています。

介護予防の3本柱

私どもピュアフィットは、この中の
身体活動②「ちょっと頑張って筋トレ」のお手伝いができます。
転倒予防運動も含めた介護予防運動は、お気軽にご相談ください。

「老化負債」

伊藤 裕教授(慶応義塾大学名誉教授)の新著、「老化負債」を拝読しました。

老化負債

老化には2つの節目がある。
44歳と60歳。
この時期に、気を付けておくべき事が記してあります。
もっとも、この2年だけではありませんが。

キーワードは、生活のリズム、ホルモン、そしてミトコンドリアの活性でしょうか。

それらに関しては、やはり運動を抜きにはできませんね。
若返りには、日頃の身体活動(=運動)と
ワクワク感が重要です。

ピュアフィットは、日常における不調を改善するパーソナルトレーニングジム。
介護予防運動、転倒予防運動も行っています。

健康づくりのための身体活動

厚生労働省では、
「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
というものを策定しています。

その中の「高齢者版」によると、
・1日に6000歩相当の運動
・筋力・バランス・柔軟性など多要素な運動を週3日以上行う
・筋力トレーニングを週2~3日行う
ことなどを推奨してます。(抜粋)

ピュアフィットでは、健康運動指導士の私が、
このガイドラインに沿った運動プログラムを
個々の体力や状態に合わせて作成・ご指導しています。
「なかなか自分で運動ができない」
「介護予防のための運動をしたい」
など、お気軽にご相談ください。

50代からの運動の始め方

50歳代を迎えて運動を始めようとする時に、
よくお勧めされるのが
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動と
スクワットなどの筋力トレーニング。
とても大事な身体活動ですね。

もうひとつお勧めしたいのが、ストレッチング。

サイドアーチストレッチ

年齢を重ねる毎に、身体が固くなりがち。
動きにくくなって、さらに活動量が下がる。。。

これを改善したいのと、
実はある部位をストレッチしようと伸ばすと、
他の部位の筋肉を使います。
これも筋活動になります。
(身体の前面を伸ばす時、後面の筋を使う、など)

運動を始めようとした時に、ストレッチならお手軽。
ちょっとした隙間時間に身体を伸ばすと同時に
筋活動も増やしましょう。

健康増進、介護予防、健康寿命延伸のため
パーソナルトレーニングジム ピュアフィットでは
ストレッチも大事にしています。

介護予防チェックリスト

厚生労働省では、介護予防に関する基本チェックリストが用意されています。
「この書式は、介護予防の必要性を25項目の質問でチェックするリストの様式例です。
対象者が日常の行動に関してを振り返る項目が用意されています。
運動・栄養・口腔などの機能のほか、閉じこもり、うつなどの症状の有無を確認します。」
厚生労働省「介護予防マニュアル」から)

その中で、運動に係わる項目が下記です。(番号はマニュアル内のナンバー)
6:階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか
7:椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか
8:15 分位続けて歩いていますか
9:この 1 年間に転んだことがありますか
10: 転倒に対する不安は大きいですか

これらは、トレーニングによって改善できる可能性が多いにあります。
当てはまる方は、ピュアフィットまでご相談ください。

転倒骨折入院


骨粗鬆症

骨粗鬆症の方が転倒して骨折してしまう部位は
大腿骨と椎骨が多いと言います。

転倒骨折入院

私の経験としては、手首の骨折も並んで多いと思います。

その原因は、やはり「転倒」です。
つまり、下半身の筋力やバランス能力が低下しているのです。
下半身を強化するトレーニングは、大事ですね。

スクワット、してますか?
ピュアフィットのパーソナルトレーニングでは、
どなたでもできる下半身強化のエクササイズをご用意しています。
転倒予防運動、介護予防運動、お気軽にご相談ください。